天気のいい日曜の朝
ボクはトーストにバターを塗る係。
まゆみはなんか・・・、なんかカーテンをにらんでいじっている
「いいから食べようよ」
「ちょっと待って、カーテンのフックがひとつ足りなくてどこを間引くか思案中なの」
「ちぇ、先に食べちゃうぜ・・・
昨晩さ、
仕事帰りに一緒にメシ食ったんだけど、ほら・・・
知ってるだろう?ほら昔バンドやってたミヤカワてやつ
あいつと久しぶりに会ってさ、
彼女を大好きなんだけどたまに面倒、これって愛か?て聞いてくるわけさ
オレ教えてやったよ、真理を、そして愛を計る方法をね
それが愛なのかどうか、チェックする方法・・・、
知ってる?まゆみ?聞いてる?
それはね、ハナを吸えるかどうか。
例えば風邪ひいてたりした時ね、
ほら、犬とか馬とか?
動物の親は子供の鼻とかペロペロするだろう?
アレ。
アレをできたらそれは愛、抵抗を感じるならそれはただの…」
突然、ブワッ!と風がまきおこり
まゆみがつむじ風のように、
オレの鼻に飛び吸いついてきた。
「ばゆび・・・」
[end]
2009年5月14日木曜日
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4 件のコメント:
ふ、深いテーマだ!
モイさんもやさしいなあ
コメント0だと落ち込むんだよね、助かったぜ。
あぁ書き込むの遅れた
後でいいやと思ってたら駄目なんだね
すぐに行動しないと
気づいたらすでに手遅れ
今になってはっきりわかったよ
真由美とは呼べず苗字で呼んでた20代
ちょっと切なくなりました。
ムラハタさん・・・
(*´з`)
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