2010年4月19日月曜日

ホーン

潤沢な予算で呼び寄せたミスタMaruttiと8小節のホーンセクションをレコーディング。

ブースで葉巻を吸いながらMIDIプログラミングをする彼

「ぷあぁ〜ん♪」

さすが世界のmarutti、
一発目のテイクでスタッフから拍手がおきる

 「メルシー」

そう言って仕事を終え、帰ろうとする彼に


「ちょ、ちょっとまったモメント!
も、もう一回!
出だしのベンドをもうすこし深めにかけてくれないかな?」

「アーユーシリアス?」

「それは本意気ですか?」

通訳が通訳する


「いまのテイク、最高さ!
でも君ならもっとできるはず、やれるかい?」


「オーケー」


やれやれ、といった丸い背中でもう一度ブースに戻る彼


「ぷあぁぁ〜ん♪」



ジーザス!!
シルクでケツを拭くような最高のテイク!


「ブラボー!」

スタッフから拍手がおきる

「も、もう一度、
も、もう少しエクスプレッションを追加したらどうだろう?」



「モアファンキー?」

「もっとファンキーにしますか?」

「イエス、イットイズ!」


「ぷああぁ〜ん♪」


ファッキンクリスタル!
フルーティで菊姫さん自慢のこだわり大吟醸酒のようなサウンド!


「OK」

にっこりとすると彼もにっこり
スタッフ達から拍手と花束。


「クレイジーゴナクレイジー?」と彼

「イエスユーアー」


よい作品になりそうです

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

クール。

匿名 さんのコメント...

菊姫大吟は美味し。

バカボンのパパ

ムラハタ さんのコメント...

音楽の事はよくわかりませんが
世間的には
生き様ぶった半オンスの拳が受けてる
らしいです。

TEPPAN さんのコメント...

匿名さん
イエスイットイズ!

バカボンのパパさん
へーやはりそうなのか
今度飲んでみよう

ムラハタさん
半オンスのコブシ?
文学者は難しいこというなあ、ググってみたら
「吹けば飛ぶような、ポーズに過ぎない主義主張」
だって。

ほう・・・なんの話だっけ?