2008年11月25日火曜日

たかしとまゆみ「取引」

たかし「ねえ、トイレ寒いんだけど。窓ってもしかしてわざと開けてるの?あれ?」

まゆみ「…」

たかし「寒いから閉め」

まゆみ「あのね!前々から言おうと思ってたんだけどあれって納得いかないのよね!」

たかし「ええ?!」

まゆみ「たかしはいつもトイレのフタいつも上げっぱなしでしょう?!あれダメ!なんか部屋がトイレの配管とつながってるかんじがして嫌なの!窓なんて閉めたら最悪!ニオイが部屋に充満してわたし死んじゃう!キーやだやだ!!」

たかし(こ…これは困ったぞ、思った以上の反応だ、交渉するべきか譲歩するべきか、まずは彼女の感情を落ち着かせよう、そして話し合おう)
「あはは、まゆみったらおおげさだなあ、まあカプチーノでも飲めよ」

まゆみ「そのコップは両方ともたかしのでしょう!いっつもコップとお箸は守ってって言ってるじゃない!」

たかし「いっ…いい加減しにろ!…あれ?にしろ?」

まゆみ「クスクス」

たかし(しめた!ウケたぞ、このまま懐柔してやれ)
「フフッ笑ってる場合じゃないぞこいつー、まあトイレの件はわかったからさ、あんまり神経質になるなよ」

まゆみ「ごめん、最近ちょっと仕事忙しくてイライラしていたの、コップくらいいいわ、いただきますゴクゴク」

たかし「さて、仕事行ってきます」

まゆみ「はーい、わたしも準備しなきゃだわ」
(よし、これでトイレのしつけはできたわね、次は洗濯物のルールね、やれやれ。)

〜終わり〜

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